Fedora10→12アップグレードで画面表示されず2009年11月30日 13時20分

 Fedora10から11へのアップグレードがどうにもうまくいかないため、1つ飛ばしてFedora12にアップグレードしてみることにした。

   とりあえずテスト機にFedora10をインストールし、本番環境と同じ状態を作る。そしてFedora12へのアップグレードを行ってみた。あまりにもすんなり完了。しばらくの間、様子を見ながら動かしたが、何も問題は起きなかった。これなら本番環境でもいけそう。

 いよいよ本番環境でアップグレードを実行。途中依存性のエラーは幾つか起きたが、何とか回避。大きなトラブルもなくアップグレードは完了した。しかし、サーバーの再起動をしたときに大問題発生!なんと画面が表示されない・・・
 正確に言うと、起動時、BIOSの画面のあとFedoraのカーネル選択の画面は出る。しかしその後、ログインユーザーとパスワードを入力する画面が表示されない。ディスプレイは「入力信号無し」の状態になってしまう。
 何度か再起動してみたが、この状態は変わらなかった。ただ不幸中の幸いなのは、named、postfix、dovecot、httpdといった必要なデーモンは起動しているため、ユーザーはとりあえず問題なく使えていることだった。

 さて、ここからどうしたものか。とりあえずディスプレイモニターを別のものに取り替えてみるが、状況変わらず。こうなると、方法は1つしかない(と思う)。

「画面の見えない状態でログインし、SSHを起動、遠隔でログインする。」

 とりあえず、何も表示されていないモニターに向かって、ユーザー名とパスワードを打ってみる。ただ、画面に何も表示されていないため、本当にログインできているのかさえ分からない。(とりあえず、キーボードのNumLockランプなどは効くので、キーボードは生きているっぽい。) そして「pwd | mail root」とコマンドを入力して、メールを送ることで可視化を試みる。何度か失敗した後、ついにメーラーのrootアカウントでメールを受信することに成功。ログインできていることを確認する。

 後は、/etc/init.d/ディレクトリに移動。sshデーモンを起動し、sshを遮断するiptablesデーモンを一時的に停止する。そして「Putty」というSSHクライアントソフトからサーバーに遠隔ログインを試みる。するとPuttyの画面にログイン画面が表示され、無事rootでログインすることができた。

ここまで来れば、とりあえず一安心。しばらくは、この状態でサーバーを運用し、問題の解決方法を探っていこうと思う。